偏差値を算出してくれる計算フォームを作りました。
セルにデータを入力するだけで簡単に偏差値を計算することができます。
データの標準化に関しては、次の記事で紹介しています。
ここで扱う計算フォームの偏差値は次に基づくものとなっています。
偏差値(Tスコア)
\(n\)個のデータ\(x_1, x_2, \ldots , x_n\)が与えられたとする。\(x_1, x_2, \ldots , x_n\)をの偏差値\(x_1', x_2', \ldots , x_n'\)は次で定義される。
ここに、\(\bar{x}\)と\(s\)はそれぞれ次で定義される標本平均と標本標準偏差である。
偏差値は、変換後のデータの平均が50、標準偏差が10になるように、標準化スコアを10倍し50を足したもので定義される。
偏差値について詳しく見たい方は、次の記事を参照
【統計学】歪度と尖度 記述統計
データの分布の形状(対称性や鋭さ)を表す尺度である歪度と尖度について解説する。 ここでは、母集団分布ではなく観測値に基づく標本歪度と標本尖度の定義やその計算例を扱う。 計算例では、様々なデータに対して ...
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データの標準化 計算フォーム
次の計算フォームの列xにデータを入力すると、偏差値がT scoreのセルに表示されます。
使い方は以下に示すよよう、に一番左の列xにデータを10, 5, 7, 12, 21, . . . とを打ち込むだけです。
注意ポイント
注意として、標準化されたデータのセルを書き換えたりすると、正しく計算されなくなってしまいます。その場合は、ブラウザを再度読み込むようお願いします。
また、10000個までデータを入力することができます。