統計解析に特化したプログラミング言語であるR言語のインストールの手順を解説します。
画像付きで分かりやすくインストールの手順をまとめました。
この記事ではWindowsとmacOS向けにインストール方法を書いています。
R専用のエディターであるR Studioのインストールの方法は次の記事でまとめています。
【R言語】RStudioのインストール方法 Rのエディターのインストール
RStudioのインストールの方法を解説します。 画像付きでインストールの手順を1からまとめています。 この記事ではWindowsとmacOS向けにRStudioのインストールの手順を紹介しています。 ...
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Rのインストールの手順
早速、インストールを行っていきます。
RのインストールはCRANから行うことができます。
上のリンクに行くと、下の画像のサイトに飛びます。
ここでは、インストール先のOSと一致しているものを選びます。
上から順にLinux、macOS、Windowsとなっています。
Linuxの場合、リンクをクリックするとディストリビューション別のインストール方法が各リンク先に説明されています。CUIによるインストール方法となっています。
この記事では、macOSとWindowsをメインにインストール手順をみていきます。
それぞれのOSについてRのインストーラーのダウンロード手順をまとめました。
Windows
Windows版をダウンロードするには、上の画像の上から3つ目のDownload R for Windowsをクリックします。
クリックすると次の画像のページに飛びます。install R for the first timeをクリックしましょう。
クリックすると次の画像のページに飛びます。
Download R-latest-version for Windowsをクリックするとインストーラーのダウンロードが開始されます。
WindowsでのRのインストーラーのダウンロードができました。
Rのインストール手順についてはこちらをくりっくしてください。
macOS
macOSの場合は、Download R for macOSをクリックすると次のページに遷移します。
この画面で下の赤線のR-latest-version.pkgをクリックすることでインストーラーをダウンロードすることができます。
Rのインストール
インストーラーのダウンロードが完了したので、Rのインストールをしていきます。
筆者の環境がWindowsなため、Windowsでのインストールの手順のみ解説します(mac OSも同様にインストールが可能です)。
先ほどダウンロードしたインストーラーをダブルクリックし実行します。
実行すると「Windowsに変更を加えますか」というメッセージが表示されるので、「はい」をクリックします。
クリックすると、次のウィザードが表示されます。利用したい言語を選択し、OKをクリックしてください。
クリックすると次が表示されます。ライセンスが書かれています。読んだら次へをクリックしましょう。
次へをクリックすると次のインストール先のフォルダ(ディレクトリ)の設定に進みます。
デフォルトだとC:\Program Files\R\R-4.2.1にインストールされます。
特に変更したくなければ次へをクリックします。
クリックするとインストールする際のコンポーネントの選択が求められます。
必要のないコンポーネントのチェックは外してもらっても大丈夫です。
コンポーネントが分からない方はデフォルトのままで大丈夫です。
次へをクリックすると、起動する際のオプションの選択に進みます。
特にカスタマイズしたくなければデフォルトのいいえのままで大丈夫です。
次へをクリックすると、スタートメニューフォルダーの指定に進みます。
ショートカットを作りたい場合は、デフォルトの状態で次へを押しましょう。
作りたくない場合は下のスタートメニューフォルダーを作成しないにチェックマークを入れ、次へをクリックします。
次へをクリックすると、追加タスクの選択画面に進みます。
デフォルトの状態で次へをクリックして問題ないです。
次へをクリックすると、インストールが開始されます。
完了するまで待ちましょう。
インストールが完了すると次のインストール完了画面に移ります。
完了をクリックしウィザードを閉じます。
これでRのインストールが完了しました。
デスクトップにRのアイコンがあるのが確認できます。
アイコンをダブルクリックし実行すると、Rを起動することができます。
他のバージョンのインストール
ここまで最新版のRのインストール方法について見てきました。
他のバージョンをインストールする場合についても紹介します。
Windows
Windowsの場合は、Install R for the first timeをクリックした先のページで下の画像の赤線のPrevious releasesをクリックします。
クリックすると、これまでの全てのバージョンの一覧のページに遷移します。
インストールしたいバージョンをクリックしましょう(ここでは1つ前の4.2.0のインストールについて解説します)。
クリックすると選択したバージョンのRに関するインストーラーやドキュメントの一覧のページに飛びます。
下の画像の赤線にしめすように、拡張子がexeのものをクリックしましょう。
これでインストーラーのダウンロードが完了です。
同様にインストーラ―を実行しインストールすることで他のバージョンのRのインストールができます。
macOS
macOSの場合は、Download R for macOSをクリックした先のページで一番下までスクロールします。
一番下まで行くと、次の画像のリンク集があります。
下の画像の赤線のリンク先で他のバージョンのRをインストールすることができます。
baseには4.0.0以降のバージョンが格納されており、el-capitanには3.4.0から3.6.3までのバージョンが格納されています。oldにはそれ以前のバージョンが格納されています。
まとめ
統計解析に特化したプログラミング言語であるRのインストール手順を解説しました。
CRANからインストーラーをダウンロードし、インストールすることができます。