R言語のコンソールをクリアする方法を紹介します。
特に複雑な解析をしているとコンソールに大量の実行結果が出力されるため、コンソールの内容をリセットしたい場合があると思います。
エディターのコンソールクリア機能や関数を用いることで、コンソールの内容を消去することができます。
この記事では、R Studio上でのクリアだけでなく、コンソールをクリアするコマンドについても見ていきます。
コマンドによる方法を用いれば、コンソールのクリア機能が無いエディターでもクリアが可能です。
R Studioを用いた方法
まず、R Studio上でコンソールをクリアする方法を紹介します。
RのエディターであるR Studioのコンソール画面には標準でクリアボタンが付いています。
次の画像の赤枠にあるほうきのアイコンをクリックすることで、コンソール画面をクリアすることが可能です。
クリックすると次の画像のように、コンソールの内容がすべて無くなります。
コマンドを用いた方法
次にコマンドを使ってコンソールをクリアする方法について見ていきます。
標準出力で用いる関数catによってコマンドからコンソールをクリアすることができます。
上で紹介したR Studioのようなクリア機能が搭載されていないエディターでも、コンソールのクリアが可能です。
次の画像に示すように、cat("\014")またはcat("\f")を実行することでコンソールをクリアすることが可能です。
コンソール上に上記のコマンドを打つだけです。実行するとエディターを用いた方法と同様にコンソールの内容がクリアされます。
まとめ
R言語のコンソールのクリア方法について紹介しました。
R Studioでは標準でコンソール画面上にクリアするボタンが付いているで、簡単にコンソール画面の内容を消すことが可能です。
また、標準出力で用いる関数catを使えば、コマンドでコンソールをクリアすることもできます。
cat("\014")またはcat("\f")でクリアが可能です。